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仮想化環境(VMware)でガルーン 3 を運用した場合のパフォーマンスについて

「サイボウズ ガルーン 3」のデータは、特定のディレクトリ以下にすべて保存されています。このため、バックアップを取得したい場合、特定のディレクトリをコピーする事でバックアップを取得することができます。しかしながら、バックアップ中はサービスを停止する必要があるので、「サイボウズ ガルーン 3」が運用できない状態となります。

スナップショットを使用したバックアップの場合、スナップショットを取得するタイミングのみサービスを停止しておけばよいため、サービスの停止時間を短縮し、ガルーンを運用できる時間を大幅に伸ばすことが可能です。

LVM を利用したスナップショット

スナップショットの取得方法には様々なものがありますが、ここではOSの機能を利用する方法として、Linux OSのLVM機能を使った方法を簡単に紹介します。
通常、Linux OSではHDDなどのデバイス上の領域に直接ファイルシステムを構築し、データを保存します。しかし、LVMを利用する場合、複数のHDDなどのデバイスの領域をまとめてボリュームグループを作成し、その上に論理ボリュームとして、データ保存用の領域と、スナップショット保存用の領域を用意します。

論理ボリュームは通常のHDDなどのデバイスと同じように扱えるため、データ保存領域として作成した論理ボリューム上に「サイボウズ ガルーン 3」をインストールします。これで、スナップショットを使ったバックアップを取得するための準備は完了です。

後は、通常のHDD上にインストールした場合と同じように運用します。バックアップ取得の際は、「サービス停止」⇒「スナップショットの作成」⇒「サービスを起動」⇒「任意のタイミングでスナップショット用領域から、バックアップを取得する」という手順を行うだけです。

しかしながら、スナップショットにLVMを利用した場合、スナップショット領域からデータをコピーしている間、サーバーに負荷がかかります。そのため、何も行っていない状態の時よりも性能が多少劣化することがあります。スナップショット領域からバックアップを取る際には、「サイボウズ ガルーン 3」へのアクセスが集中している時間帯にコピーを行うのではなく、運用中でもアクセスの少ない時間帯を選んでコピーを行ってください。